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「昆虫採集」


昆虫を殺す毒ビン。割れても飛び散らないようにテープを巻いています。

昆虫を殺す酢酸エチル。専門の届けが必要です。人体には害はありません。ほかにもクロロ○ルムなんかを使うことがありますが、入手困難なのと昆虫が硬化するので私は今は使っていません。こちらは大量に吸うと肝機能障害になるので注意。

三角缶。蝶類はこれに入れます。

桧原湖のそばで採った70mmクラスのミヤマクワガタ。もう売れちゃいましたが…。
 うっとおしい梅雨が明けるとようやく夏です。もちろんバスフィッシングの最もいいシーズンになるのですが、今回のテーマはまたも「昆虫」。少し前にカブトムシの話をしましたが、今日は昆虫採集の話です。

瑠璃色のルリクワガタ。綺麗ですが普通にいます。

 なんでまた昆虫採集か?実は昆虫採集はバスフィッシングに共通する部分がたくさんあるからです。そして匹敵するぐらい面白いからです。そしてそして今の時期しかできないからです。
 昆虫採集なら子供の頃はよくやったという方は多いと思います。もちろん子供の遊びですが、釣りと同じで大人も楽しめます。改めてチャレンジしてみると意外な面白さに気付くはずです。

 私は元々何かを探すとか言うのが大好きです。とくに相手が自然だとある程度法則にしたがって見つけられるので、その法則を探すのが非常に楽しいのです。バスで言うパターンフィッシング同じですよね。普段何気なく感じていることも、例外はありますが法則がある。これが自然なのです。
 
 昆虫採集には道具と心構えが必要です。

草思社から出版されている「楽しい昆虫採集」(岡田朝雄・奥本大三郎 著)にその全てが書いてあります。なかなか面白い大人が読める本なので一読をお勧めします。

 何事もカッコと心構えがなければ入りにくいものですから…。この本にはさまざまな虫の魅力や採集方法、標本の作り方が載っています。虫を殺すのは抵抗ありますが、標本にして保存し観察することによって新たな発見もあります。発生環境をつぶさなければ採集によって昆虫が滅びるということはほとんどないと思いますので、ぜひ採集をお勧めします。
 
 さて、昆虫の中には非常に珍しいものもいます。そういった昆虫を発見するとうれしさもまた格別です。その地域で発見の少ないものや個体数の少ないものはぜひ昆虫雑誌に発表しましょう。新種が出ると学名で名前つけることができます。まあメジャーな昆虫の中ではまずないと思いますが。
クワガタなどは飼育して増やしてみるのが面白いです。高く売れることもありますがそれはあくまでも副産物です。ただ増やした昆虫を採集地以外に逃がすのはよくありません。
 
 私も夏の間桧原湖にずっといますので、毎年遠くは山形まで昆虫採集にいきます。最近は採集しても観察してすぐ逃がしますが、個人的に好きなカミキリムシの珍種だったら標本にもしようかなっと思っていっています。昨年はヨコヤマヒゲナガカミキリという珍種を採集することができました。こうやって自然を読み、触れることは感性を鍛えることになるので釣りのトレーニングだとも思っています。

 桧原湖にお越しの方は昆虫のこともご質問に答えられる範囲で答えますので、ぜひお尋ね下さい。
 では少年に戻って、もう一つの夏の遊びを楽しみましょう。

(2005/06/24)