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「帰ってきた小森嗣彦?」







 GWを過ぎてから全国的に気温の低い日が続いていますが、桧原湖も例外ではありませんでした。トーナメント直前プラの朝の気温が2℃と、5月では考えられない冷えこみです。5月の第3週の桧原湖は例年ならスポーニング手前のシーズンです。3年前はこの時期にはネストもありました。しかし今年はまだ水温は9℃、ワカサギの産卵すら始まっていない状況でした。
私はプラクティスから例年この時期の定番となる1.5mのシャローフラット+岬+ロックという場所を入念にチェックしましたがノーバイト。ポイントをいくつ回っても同じでした。仕方なくレンジを下げていき、いつもの春ならバスがサスペンドしてステイする4.5mで魚探に明らかにバスと思われる魚影を発見しました。しかしこちらも反応はなし。ワカサギは2〜2.5mと10〜18mによく映りましたが、これを追っていると思われるバスはいないようでした。ノーフィッシュ覚悟で試合に挑むこととなりました。
 
 トーナメント当日、スタートもよかったので朝一のポテンシャルを期待して再びシャローからチェックしました。ハードボトム上にワカサギと思われるベイトがかなり溜まっているのですが全くの無反応です。しかし最近釣れないトーナメントが多いので思った以上に粘ってしまい時間を使ってしまいました。
もう一度考えをまとめ、再び4〜4.5mを流していくがやはりノーバイト。水温が上がり始める10時ごろもう一度シャローをチェックしてみましたがこちらも反応なしでした。しかしシャローでキャッチする人を見かけました。このタイミングは間違っていないと信じましたが、天候がここで急変。雨と雹が降り、「水温の上昇パターン」はなくなってしまいました。
 
 シャローがなくなったことでもう一度考えをまとめてみました。残るパターンはプリスポーニングの♀狙い。魚探には何も映らないのですが、スモールはスポーニングシーズンでも深いところで待機している♀が多いのです。これは昨年発売した私の初DVD「桧原湖チャレンジ」でも実釣しています。釣り方はプリ狙いなのでキャロかスプリットショットのズル引きです。深いところなら寒波の影響も受けにくいはず…
桧原湖で実績があるのは7mです。トーナメントの時間も少なくなってきたので広大なフラットでもピンスポットのみを狙い撃ちしてランガンしました。ルアーはゲーリー4インチエコグラブです。ズル引き+テールアクション+ファットなシルエットはプリメスにはセオリーだと私は思っています。それにビンゴのルアーが手元にあったことが今回の最高のラッキーでした。
 
 帰着15分前、奇跡とも言えるワンバイトがありました。この時期特有のショートバイトです。このライトキャロでショートバイトをのせるためだけに開発してきたファンタジスタ「STUDIOUS」67L−Sがフルに機能しこのバイトをものにしました。思った以上に強く激しい引きで、予想をはるかに上回る850gのプリメス。桧原湖では明らかなキッカーフィッシュでした。けっこう楽にやり取りできたのも、ラインが切れなかったのも全部このロッドのおかげです。皮一枚のフッキングをバラスことなくキャッチさせてくれました。また機会があったらお話しますが、スモール用に開発した甲斐はありました。断言してもライトキャロ用でこれよりいいものはないと思います。
 
 終わってみれば約160人参加中17人しかウエイインできなかた厳しい大会でした。私はこの一匹で複数匹釣ったスゴイ方々を飛び越え3位になることができました。結果はまぐれのみたいなものです。というかまぐれです(苦笑)深く考えても外すこともありますから。しかし、そのまぐれを引き起こしものにしてくれた道具達に今回は感謝です。いい道具が使えて幸せです。
 
 まぐれですが(笑)3年ぶり6度目の桧原のお立ち台です。去年、一昨年はは6位とか8位とかで寸止めばかりだったので「やっと帰ってきたっ〜」て感じです。最近は試合でのモチベーションが下がってきていますが、やはりお立ちは気持ちいいので、次も精一杯頑張ろうと思います。また、DVDも桧原湖に続いてただいま亀山ダムでも製作中です。ぜひみてください。かなりリアルな情報をお見せしています。必ず役に立つと思います。それと今年はずっと桧原湖でガイドをしていますのでぜひ一緒に釣りに行きましょう。では!!

(2005/05/17)