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「嗚呼…旧吉野川」


旧吉野川は川幅が狭く引き波によるプレッシャーは相当なものだったと思う…

プリプラはスピナーベイト、クランクベイトでもピンスポットから抜くことができた。

ここもピンスポットの一つ。減水時に顔を出す水中岬

プリプリのバス。こういう魚が増えると思っていましたが…
 今年のTOP50、実質の開幕戦となった第2戦の旧吉野川戦。長期のプラクティスもむなしく、私は予選落ちという結果になってしまいました。何がどうしてそうなったのか、知りたい人もいないと思いますが、言い訳のつもりで吉野川戦を振り返ってみました。
 今回は第1戦(中止になりましたが)との期間が詰まっていたため、オフリミットが短縮されギリギリ一週間前までのプラクティスが許された大会でした。私はこういう釣り込むタイプのプラクティス期間はけっこう好きでしたが、旧吉野川に関しては釣り込んでいても決してよく釣れるという印象はありませんでした。それどころか釣れるのは全てピンスポット。エリアでまとまって獲れることはなく、たとえば川のアウトサイドにあるテトラ帯の一番張り出したところで1匹のみといった感じでした。ハイシーズンに来たことのない私は、なんてバスの薄い川だと思いましたが、このときすでに間違いの一歩に足を踏み入れていたのです。
 ピンでしか釣れない…それならそのピンをいくつもてるかが勝負の鍵になってくることは言うまでもありません。最もいい魚(1500UPの♀)の出てくるピンはやはりプリスポーンが上がってくるであろうところにある沈船や沈み杭、捨石などでした。私は持てる時間全てを使い、エレキでエリア内を丁寧に魚探掛けし、沈船25箇所以上、沈み杭20本以上、捨石エリアとブレイクの変化がからんだところをコマメに山立てノートに書いていきました。そして直前プラで上流、中流、下流、今切川とエリア分けした中から、最もプリの魚が多いところを攻める作戦を考えていました。釣り方は私はショートリーダーのカットテールワームダウンショット。ズル引きでストラクチャー付近でステイという霞ヶ浦でもよくやる釣り方です。あとはパワードーバーのネコリグ。これもズル引き&ステイです。
 直前プラでも中流から上流にかけてのエリアで思ったようにプリのキロフィッシュが取れました。プリプラよりはサイズダウンしていましたが、このエリアには目に見えるテトラやゴロタが少なく、人も少ないのでかなり試合での確信がもてました。しかしそういったストラクチャーがないことが引き波のプレッシャーがかかりやすいことを計算することは頭の隅から消えていました。そして試合では迷うことなく戦える確信を持っていました。もう一つ見つけたパターンはテトラの中だったのですが、これは場所がベタ過ぎてみんなやるだろうとたかをくくって軽く見ていました。
 で…試合…
 スタート順こそ悪かったのですが、初日はやりたいポイントは全て入れました。朝一に2本キャッチできました。しかしその後バイトは遠く、それがいったい何を示すのか分かりませんでした。この日は水門が閉まり満水状態。しかもピーカンベタ凪。オープンウォーターにある私のストラクチャーは終わってしまったのか…しかし沈船はこういうときにはバスが入ってくるポイント、タイミングの違いなのか…悩みに悩みましたが結局この日は2本で終わってしまいました。
大体1日戦うとパターン的なものは見えてきます。この日はテトラが釣れていたようでした。ベタ凪のせいか、テトラでスポーニングが始まったのか詳しいことは分からず。しかし私の魚はどこへ行ってしまったのか…プリが急にスポーニングを終わるわけはないしいったいどこへ…
 2日目も同じ様にプリを追いました。初日と変えたのは引き波のプレッシャーを考慮して、ハードボトムを中心に攻めるようにしたことです。8時に1匹、9時に2匹目とテンポよくキャッチしました。ファイナル出場復活へリズムがつきましたが、水温が上がってくるとやはりバイトがなくなりました。その後は確信を持って釣りを続けることができず、どんどんはまっていきました。プリプラからかなり期待していたスポットで2時間近く粘ってようやく3匹目をかけたのですが、運悪く突風に船が流されエレキが座礁。強引に魚を寄せた時にバラしてしまいました。その後はやはりリズムにのれず、予選敗退5点スタートのシリーズになってしまいました。
 結局上位のメインパターンはテトラのブラインドネスト&ポスト、プリ。季節はそこまで進行していたようです。そして旧吉野川のバスの濃さにも驚きました。今年のように春が遅れている年はスポーニングエリアが偏る傾向にあるのですが、バスの多さも見極められないほど外していたということです。
 初戦は終わってしまいましたが次戦に期待していてください。修行し直して頑張りますのでまた応援よろしくお願いします。

(2005/04/21)