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「初めて釣ったバスstory」 






       我流のはじまり
大熊 一徳 


 私がバスフィッシングに出会ったのは小学校高学年の頃、そう今からウン十年前の話。当時は「釣りキチ三平」全盛でその影響を大きく受けた「釣りキチ三平世代」でもある。
 もちろん当時は今ほどルアーやバスフィッシングの情報はなく回りにもそうした知識を持ち合わせた人物は皆無であった。そうした中たった一冊の入門書だけを頼りに私のバスフィッシングはスタートした。
 そんな時代、私が専門的なタックルを購入して最初のバスに出会うまでには約半年の歳月を費やした、今ほどシーズナルフィッシングが確立していない時代の話、最初の釣行は真冬で寒くて釣りにならなかったことを覚えている。それから6ヶ月後の夏休みのダム湖で私は生涯初めてのバスとの出会いを果たした。
 「日中は深場を釣る」という教本の教え通りトーナメントワームに1/0のフックというアンバランスなテキサスリグのフォーリング中、グングン引っぱられる明確なバイト!、今考えるとバイトというより、すでにあれって完全に飲まれてバス掛かってますね、にも係わらず当時の教えとしてそこからリールのクラッチを切ってバスにワームを持って行かせます。1,2,3…29,30とドンドン出て行くラインを見ながら「これは根掛りじゃないさっ魚だ」と心臓をドキドキさせたものである。
 どれくらい数えたかわからなくなった頃、思い切って合わせるとロッドを伝わるバスの重量感!ジャンプや強烈な締め込みの後に足元に寄ってきたのは45cmほどの立派なバス。超カッコイイ!!その憧れの魚体を手にしたときの感動と興奮は今でも覚えている。
 ちなみにそのバスが釣れたのは日中の10:00くらい時間であった、以降もその場所で釣りをするものの何故か釣れるのは10:00くらい。朝よりもこの時間に釣れる、しかもすべて例のワームのフォーリング中。それに味を占めた私はその後も夏休み中ずっと午前中はその場所に居ることとなったのは言うまでもない。
 そのうち何故かは解らないものの教本の教えとは逆にワームはボトムを釣るよりも沖に投げてクルクルリールを巻いたほうが釣れるということを発見し私の我流バスフィッシングはスタートした。

(2005/06/11)