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「初めて釣ったバスstory」 


小学生の頃の私。近くのダムにて。

たくさん釣れるようになっても気持ちはかわりません。

釣りを通じてたくさんの仲間ができました。


      「初めて釣ったバス」
小森 嗣彦 


 私の育ったところは神戸市の北区で、近くにたくさんの野池がありました。小学生の頃はフナやモツゴ、ブルーギルなどをよく釣りに行っていたのですが、ある日、見たこともない巨大な魚に遭遇しました。小学校4年生のときです。家に帰って調べるとそれは「ライギョ」という魚だということはすぐに分かり、ルアーで釣るということが分かりました。そして偶然にも数日後の学校の帰り道でワームとワームフックを拾い、これもルアーということを知りました。見たこともない巨大な魚に見たこともない釣り方、見たこともない釣具… 子供の私は一気に興味が高まりました。そしてそのルアーフィッシングの先にバスフィッシングという世界があることを知るまでそう時間はかかりませんでした。
 
 しかしそこから人生初バスをキャッチするまで、実に1年以上くかかってしまった。

 なんせ情報がなく道具もないといった感じだったのです。見よう見まねで空き缶から作ったスプーンを海釣り用の小さなロッドとトラウト用のスピニングで本気で投げていました。本を見るとルアー=スプーンというのが常識だったからです。そのうちハードルアーを手に入れました。ラパラとヘドンのヘッドハンターの2つです。ワーム(当時流行っていたトーナメントワーム)も手に入れたのですが、使い方が分からず、バイトがあってもアワセを知らすに釣れないままでした。


 徐々にタックルも増えはじめ、ロッドもリールもお年玉やお小遣いを溜めて買うことができ、小学6年生になる前の4月3日、小野の鴨池に遠征してみようということになりました。近くの池にもバスがいたのですが、遠くへ行けば釣れるみたいな考えは誰にもありますよね?電車で一時間くらい行ったところです。そしてそこでも一苦労。地図も持たないで情報だけで行ったので迷いに迷って往復3時間以上も歩きました。帰りは親切な方が途中で乗せてくれましたが、半端じゃなく歩きました。レンタルボートを借りましたが結局釣れず、船酔いまでしてしまいました。

 帰りまで時間があったので違う野池でオカッパリをしていると、一緒にいった友人が先に釣りました。彼も人生初バスでした。その直後同じポイントでようやく私にもヒット。ルアーはスプーンです。手製ではなくセットで買った黄色と緑のやつです。24.5cmのバスでした。ルアーの動かし方、ポイントなど考えに考え抜いてやっと釣れた初バスでした。その後は加古川などに通いこみ次々に釣ることができました。



 初めてのバスから数匹のバスを釣るまでの釣りは今でも鮮明に覚えています。それほど私には衝撃的なことだったからです。そうでもなきゃバスプロになろうなんて思わないですよね(笑)

(2005/05/16)