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『フィッシングシーン・オブ・ザ・イヤー2005』 









             「好調の要因」


稀に見るハイプレッシャー下の戦いになっている'04'05年のトップカテゴリーシリーズ。その中で釣り勝つ要素とは何か?私が今シーズン後半に運よく成績を上げることのできた要因はワームの改造にあったと思っています。できれば誰にも話したくないことだったのですが公表します。

一昨年、亀山ダムでのガイド中にこんなことがありました。同じポイントでダウンショットリグで、あの一世を風靡したロボリーチが全く効かないのに対し、バークレーのパワーリーチに連続してバイトがあるのです。ホントに0対10です。それが匂いなのかほんの少しのアクションの差なのかわかりません。しかし釣果の差は歴然で数日ガイドをしていると、もうパワーリーチじゃなきゃダメだ〜という感じになってきました。ロボリーチだっていいワームで今でもよく釣っていますが…。それまで系統で括っていた私のワーム選びの概念が崩れました。何かの小さな差で釣果が変わる…正直それは考えたくもない領域でした。かなり釣りがめんどくさくなると思えたからです。

春の桧原湖。ノーシンカーの水面引きが炸裂する頃です。私は昔からカットテールのジグヘッドをただ巻きしていましたが、魚を集める力はピロピロ系のほうが強く、桧原湖の定番はスイングベイトです。今年はそれを越える何かを編み出したいと、昨年から気になっていたゲーリーのレッグワームを使ってみました。しかしノーシンカーではキャストの飛距離がでません。思い付いたのがイモグラブ。レッグワームの頭にウエイトがわりに4インチイモグラブをくっつけました。これでよく飛ぶようになり、なおかつ比重があるため水中でバスに飛ばされにくくフッキングしやすくなりました。これは凄くはまりました。同じ4インチグラブでもそのままグラビンバスではバスは出ないのも面白い現象でした。微妙なルアーの差で明らかに釣果に差がでた一例でした。
野尻湖戦では自作3インチフラグラブがはまり久々のお立ち台に立てました。これは何年も前に知り合いからいただいたワームです。桧原湖でその使い方を見つけ、いつかこれを世に知らせると温めていた釣り方でした。昨年も野尻湖戦はこれで二日目まで10位につけていましたが、そこまで信じることができず3日目に失速しました。今年は誰も使っていないと言うことが確信に変わり使い切ることができたのです。簡単に言えば…と…の釣り(ごめんなさいここはやっぱ言えません)なのですが、これも他のワームとは歴然の釣果の差でした。
差が何なのかなんて魚じゃない私には正直わかりません。水面の虫系ルアーもそうですが、バスのルアーを見切る力は明らかに高くなっています。普段は小さな差でも、トーナメントやタフコンディショナになれば歴然な差になります。赤バリだってそうです。何か人とかえなければ、普通では釣り勝てなくなってきている。そんなことを実感した一年でした。それゆえに改造ワームこそが私の2005年No.1ヒットルアーとして選びました。
かといって市販のルアーではダメかというとそうでもありません。基本はそのままです。そして改造といっても定番ワームをいじることが多く、そのほうが効果を発揮します。そういえばフラグラブもカットテールもそうやって生まれたワームだと思います。

(2005/12/19)