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     『夏休みを楽しく攻略する方法!』

生野銀山湖での44cm

日本の最南端でも釣り。99年夏。

夏の猪苗代湖。







        エンドレス サマ-?


夏休み攻略…のタイトルで原稿を書く予定がもう9月。なぜ遅くなったのか言い訳ですが、今年の8月は亀山ダムでの試合があり、釣りをしなかった日が5日くらいしかありませんでした。ガイドや試合、そのプラなどですが、いくらやっても新しい発見がある最近、また一段と釣りが面白くなってきました。空いてる日はプライベート釣行まで重ねていました。しかしその間に子供達の夏休みは終わっていたんですね…気付かぬうちに…。
 お勤めをされてる方は夏休みといっても数日ですよね?今夏休みなのは前期に試験があった大学生だけでしょう。大学生の夏休みはホントに自由でいいものです。でも大学生くらいになれば普通は自分で夏休みの攻略はできると思います。攻略法なんていらないでしょう。それどころか、私はその大学生だった10年前から夏休みを攻略できてません。釣り方とかじゃなくて夏休みそのものを卒業できていないダメな大人?です。どういう意味かって?…ちょっとした思い出話ですが…。
 
 中学も高校も野球部を選んだ私は、本当にやりたいことだった「バス釣り」がいつも不完全燃焼でした。大学に入っても怪我で野球をあきらめラグビー部に入ったのですが、ここでやっとその不完全燃焼に気付き、空いてる時間を全て釣りに当てる計画を思いついたのです。そして1回生の夏、都内に住む友人と私の実家近くの野池で1週間ほど釣り三昧で過ごしました。一年間好きなだけ毎日のように釣りができたら満足できるか?そのときそんな考えが頭に浮かび始めました。そうしてもちろん体育会の部活をやめました。
 2回生の夏、友人4人と金曜日の講義をさぼって金土日で関西に釣りに行こうということになりました。目的地は当時はビッグバスで有名だった兵庫県の生野銀山湖。小6のときに一度連れて行ってもらったことがあったのですが、そのときは25cm1匹のみで悔しい思い出もあり、しかし兵庫出身の私にとっては憧れのところでした。友人のカローラ2で尾崎豊を大音響で聞きながら千葉から徹夜で走っていきました。狙いは50UP、そう思うと寝れるわけありません。意外とすぐ着き、関西〜関東なんて近いものだと思いました。
 平日でほとんどにともいなかったので手漕ぎボートで湖を一周しました。しかし憧れの生野銀山湖は44cmまでしか釣れませんでした。みんなもイマイチ満足いかない感じでした。月曜日は必修の単位が集中しているので、日曜日にゆっくり走って戻ってこようと話していましたが、結局10日間ほど神戸の実家に滞在して釣りをしてしまいました。しかもほとんど寝ないで朝から晩まで。野池や川、挙句は淀川を琵琶湖まで釣り上ろうとしていた私達は、携帯電話のなかったあの頃、多くの人に心配と迷惑をかけました。
 
 私の学生生活はその頃から変わっていきました。やりたいことをずっとやっていたい。自分はどこへでもいける。そんな思いが強くなり、日本中、ホントあちこちへ行きました。そして進路を決めるとき、大学2回生のときの夏休みがずっと続くようなバスプロになりたいって心から思ったのです。もっともそんな簡単には上手くいかないと思いましたが…。
だから今プロを続けている私はずっとあの頃の夏休みのままです。ダメな大人かどうかは別として、夏休みそのものを卒業できていない人生かもしれません。でもそうすればきっと道は厳しいけれど、いつまでも自分らしくいられる。そんな気がしたのです。夏休みは何かに時間をかけて熱中する、そのためにあるのす。皆さんは今年の夏は何に熱中できたでしょうか?
 
私は釣りを休みませんでしたので今年は夏休みのようで夏休みでないけどずっと夏休みが続いている…う〜ん、なんか面倒臭いですが、海と花火にいけなかったのは初めてです。そんな夏でした。
 

(2005/09/04)