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       「アフタースポーニングタクティクス











   3つのアフタースポーニング


 正直いって私はプリスポーンが一番苦手です。バスは気難しいし気候は安定しないし釣れるスポットはピンが多いし…その分ビッグウエイトが期待できるのですが、実はスポーニングが始まるとトーナメントではホッとします。
 さてそのスポーニングも終わり現在湖はアフタースポーニングのところが多いと思います。そのアフターの流れについてちょっと簡単に私の考えを解説してみます。まずアフタースポーン、つまりスポーニングを終えたバスを大きく3つの流れに分けてみましょう。
 
 @完全にスポーニングを終えすぐの状態ではメスバスはスポーンエリアのすぐ近くのストラクチャーにつきます。縦ストならサスペンド、底ストならボトムベタ。ストラクチャーがないところなら岬近辺でしょう。オスはネスト付近を徘徊します。

 Aオスは稚魚を守りながらネストから徐々に水通しのいいところに移動していきます。やがてオスは親離れを促すためか稚魚を食べだします。この時期までをポストスポーンといいます。メスは水通しのいいエリアへと移動していきます。

 Bその後メスバス、オスバスともさらに水通しのいいエリアへ入っていきます。リザーバーではワンドから出て本流に入ります。数匹の群れでフィーディングしたり岩盤にサスペンドしたりしています。うろうろとフィーディングしているものは回復組と呼ばれていますが、シャローに残った明らかなアフタースポーニングの魚体なのが特徴です。この頃のバスは良く引きます。その後シャローからディープに広く移っていきます。バスはある程度の個体群に散っていきます。ようやくベイトや餌を意識した動きになります。スポーニングエリアから大きくはなれ動き回ります。季節も進行するためサマーパターンへと移り変わります。
 スモールマウスでは私の観察上@Aのステージが早い展開でなされているのか確認できず、スポーニング後にはBへとなっていました。
 
 さてこの時期の攻め方ですが、@のステージのバスにはライトリグが有効ではないでしょうか。私はストレート系のライトリグを使いますが、これは効果的です。カットテールワームやスワンプクローラー、ベッドポストです。リグの種類よりもストレートワームにこだわります。ただしシンカーは軽めでスローなフォールを意識します。
 稚魚を守っているAのステージのバスへはリザードなど威嚇系のワームが効くこともあります。それからスモールラバージグや超スモールワームのダウンショット一点シェイク、水面ぴくぴく系が効果的です。
 メスバス狙いにはクランクベイトやバイブレーションを広範囲に使います。リザーバーの岩盤などはトップでも出てきます。
 Bのステージはフィーディングを狙います。絶対必要なルアーはバズベイト。いろいろありますが、2枚ペラのシンプルなものが好きです。激浅なところでお試し下さい。真昼間ベタ凪でも出てくることがあります。またシャローフラット近くのカバー撃ちもパワーあります。ミドルレンジからディープのチェックも重要です。
 ざっとこんな感じです。
 
 アフターからは最も私の好きなシーズン。今年はGWのガイドでも好調な釣果を出すことができました。実際にはスポーニングもダラダラと行われるわけですから、こんなにはっきりと湖がパターン化されているわけではないですが、今釣った魚がどのステージにあって自分がどのステージのバスを狙っているのかを知ることは更なる釣果につながることと思います。

(2005/05/12)